出演者 眞木 哲夫  2000.02.27
 今年の2月7日よりいわき市立総合磐城共立病院の処方せんが院外発行されるようになりまして、前回の放送では共立病院院外処方せん発行向けてのお話を頂きましたが、実際に始まってみて市民の方から質問や疑問など色々出でるのではないかと思いますので、今回は医薬分業の開始についてまた患者さんの質問についてお答えいただきたいと思います。

 実際に共立病院で診察を受け、院外処方せんを持って薬局に行きましたら『かかりつけ薬局カード』というのを貰いましたが、今後このカードが無いとお薬がもらえないのでしょうか?

 この件につきましては、FAXコーナーや薬局で説明があったかと思いますがカードが無くても何ら差し支えありません。FAXロボという機会はご自分で簡単に操作できますし、コーナーにいる説明員に薬局名をいって頼んで頂ければあなたのかかりつけ薬局に送信してもらえます。それにどちらも料金は一切かかりませんのでご安心下さい。
 このFAXコーナーというのは共立病院中のどの辺にあるんでしょうか?
 受付から会計を済ませてですね左が薬局になるわけですが、そこで院外処方せんが発行されます。その左側の所にございます。
 実際お年よりですとまだ一度もFAXというものをを触ったことが事が無いという方もいらっしゃると思うんですが、その辺はいかがですか?
 その場合はもちろん、自分で機会の操作が出来ないとかどうも苦手だという方はFAXコーナーにいる説明員といいますが、薬剤師会スタッフにお願いすれば自分のご希望のかかりつけ薬局に送信してもらえますから大丈夫です。
 この辺は前回もお聞きしたところなんですが、病院でも使用しているお薬と同じ物がいただけるんですか?もちろん今まで共立病院から頂いてたものが、今度からかかりつけ薬局に行くようになると同じ薬なんだろうかという不安があると思うんですが?

 また薬局でお薬が全部そろうのかどうか、これも心配なんですがどうでしょうか?

 確かにいろんな心配があろうかと思いますが、薬は全て病院と同じ物が調剤されます。薬局では処方せんに記載されている用法・用量の薬をですねその日数分に調剤してお渡しいたします。また仮に不足する薬であっても直ぐに手配できるようになっておりますので大丈夫です。

 また場合によっては患者さんには自宅に帰って頂いて後でお薬を届けることもできますのでその辺も安心して頂いて大丈夫です。FAXを利用することでより早く対応できると思いますので、早めにかかりつけ薬局をもつことをお勧めいたします。

 処方せんでプライバシーというものもあると思うんですが、実際病気がわかってしまう心配はありませんか?
 処方せんには薬の名前や用法・用量などが書いてありますが、病名は書いてありません。薬は様々な作用や使用目的がありますので必ずしも病名がわかるわけではありません。また、薬局のプライバシー保持は病院と全く同じです。

 各薬局が責任をおって対応致しますので、安心して相談してください。

 今回は前回に引きつづき磐城共立病院の院外処方せんについてお話を伺っております。さて、患者さんからこう言った質問があるんですが、

 『私の母は70歳以上で老人医療を受けていますが、薬局での支払いは必要なのでしょうか?』と言うことなんですが、いかがでしょうか?

 はい、病院での支払いはあります。これも今までのように月4回・1回530円支払います。薬局での支払いは今のところありません。
 『また、現在病院で乳児医療を受けていますが、薬局での負担金はどうなりますか?』と言う質問ですが、いかがでしょうか?
 乳児医療は薬局で薬を調剤してもらう時にも適用になります。国民健康保険の場合はいわき市は3歳の誕生日を含むその月までです。負担はありません。その他の市町村の国民健康保険については、違ったりしていますので、その旨保険証に明記してありますので確認してしてください。また、このことについては、ご自分の自由意志で保険証を提示して確認してもらうのも良いかと思います。

社会保険の場合は投薬時に負担金は頂きますけども、所定の用紙を薬局にも持参して頂ければ、薬局で記入し署名致しますので、それを市役所に提出してください。後日負担金は戻ります。

 はい、そうしますとちょっと手続的に面倒になってしまうんでしょうか?
 そうですね、病院のほうで、診察して薬が出るまでの証明書と薬局での調剤にかかわるまでの証明書と2部必要になりますね。それを市役所まで持って行かなければならない、ちょっと手間ですね。
 次にこんなご質問があるんですが、『現在治療でインシュリン注射をしていますが、今後院外処方せんをいただくようになって、かかりつけ薬局からインシュリン注射を出していただけるんですか?』と言うことなんですが?
 はい、インシュリン注射液・注射器や針はセットで院外処方せんでもらうことが出来ます。但し、血糖検査に使用するものは今まで通り病院で出してもらうことになります。

 ただですね、先程セットと申し上げました通り、「針だけを下さい」と言われましてもそれは針だけはお出しすることはできません。

 何かインシュリン注射と言うには自分で自宅でするものではなくて病院でして頂くものというイメージがありますからね。

 はい。この他なんですが、『処方せんをFAXして翌日薬局へ薬を取りに行きましたら定休日でした。どうしたらよいのでしょうか?』

 はい、前にも申し上げましたが、処方せんの有効期間は発行日から4日間ですので、4日以内であれば別の日に薬を受け取ってもかまいませんし、急ぎの場合は他の薬局で薬を受け取ることも自由にできます。

 ただ、定休日や開局時間はFAXコーナー等で確認されると良いかと思います。

 そうですね、FAXを送っといてなんらかの理由でかかりつけ薬局さんが「3日間休み」なんて言うときは困ってしまいますから、これはFAXコーナーに行けば定休日等が確認できるわけですか?
 そうです、通常のは最初からそこに記載されてますが、臨時休業や留守にする場合等は、保険薬局からFAXコーナーへその旨連絡しますのでコーナーで聞いていただければ大丈夫です。
 いわゆる情報基地になっていると考えればよろしいですか?
 そうですね。
 さて、続きまして『いつも飲んでいる薬が出ていなかった場合病院に戻らなければいけないんでしょうか』というご質問ですが、
 はい、いつも飲んでいる薬が出ていなかった場合と言うことで、よく慢性疾患などで何ヶ月も同じ薬を服用していて、後でその薬が出ていなかったと気づいた場合病院に戻らなくても薬局から病院に問合せすることができますのでご相談ください。
 それから、車椅子を使っている方からのご質問なんですが、『車椅子を使っているのでとても薬局には行けません。どうすればいいでしょうか?』という事なんですが・・・
 そういう場合はご本人でなくても、家族の方とかあるいは代理の方でも結構ですし、またコーナーに相談していただければ患者さん宅へ無料でお届けすることもできます。
 でもこれは特別な例ですか?誰でも薬局から無料で届けてしていただけるわけではないですよね。
 ええ、誰でもというわけには行きません、本当は行けるのに面倒だから頼むよと言うのでは困ってしまいますね。調子が悪いのでタクシーで真直ぐ家に帰えりたいとか、先程のように車椅子の方とか、何らかの事情の場合いつでも薬局でお届けしますということなんですね。
 院外処方せんの為に薬局の皆さんが非常に努力されてこれが出来たんじゃないかと思うんですが、それでは、次の質問ですが、『複数の科で診察を受けていますが、処方せんは一人1枚なのでしょうか?』
 複数科受診の場合はですね、例えば内科・整形・眼科に行ったとしますね、その場合は各科ごとに発行されます。また、一つの科でも1枚に書ききれない場合2枚になったり、極端な場合3枚になったりします。ですから、受診した科から処方せんが発行されているかどうか確認してから受取って頂きたいです。
 これは私からの質問なんですが、例えば共立病院に罹って処方せんを頂いて、また他の病院にも罹ってて処方せんを頂いてて、じゃまとめて共立病院のFAXコーナーから処方せんをFAXしてもらちゃえと言うのも大丈夫ですか?
 例えば共立病院に罹られてその処方せん、また他の病院のも持参している、そう言う場合でも共立病院内のFAXコーナーでは全て無料サービスですのでそれも送信することができます。
 それでは最後にまとめとして一言お願いします。
 1月28日に行なった病院のアンケートなんですが、その中で調剤薬局いわゆるかかりつけ薬局ですねそうゆう選定をするのに何所にあるのか知っている方は75.4%ありました。また自分のかかりつけ薬局を決めた方は57.4%となっておりましたが、おそらく分業が始まってから2月7日以降ではかかりつけ薬局を決めた方は70%を超えていると思います。

 ラジオをお聞きの皆さん、あなたの頼れる何でも相談できる薬局を早めに決められて上手に薬局を利用して下さい。ご健康をお祈りいたします。

(これの放送は平成12年2月現在の内容です。)